皆さんこんにちは、ミニマリストKentaです。
こんな方に向けて
・生活費を残業代でカバー
・残業で生活費を稼ごうとしている
生活費が足りないから残業代で補填しようとする人は多いと思います。残業すればすぐお金になるので気持ちは分かりますが、残業で補填し続けていると確実に貧乏になります。
そこで今回は残業代で生活費を補填してはいけない理由5選を解説していきます。
それでは一緒に学んでいきましょう。
残業代で生活費を補填してはいけない理由5選

結論から言うと残業でお金を稼ぐ目的を独立や一定期間または金額を決めて行うのであれば問題はないが、生活費補填や遊ぶお金欲しさを目的に行う残業は悪、損失です。なぜなら前者は将来への資金集めなのに対し、後者は目の前のお金しか見えておらずお金を稼いでもその分消費や浪費に溶かしてしまうからです。
残業は時間や健康など一度失ったら取り返せないデメリットが圧倒的に多い。コストとリスクばかり掛かりリターンがあまりにも低すぎる。ここにいち早く気付くべきです。
それでは順に解説していきます。
- 短絡的思考がさらに強化される
- パーキンソンの法則
- 創造的活動ができない
- 時間、お金、健康を失う
- ラットレースから抜け出せなくなる
①短絡的思考がさらに強化される

残業で生活費を補填しようとする考え方はその場しのぎで目の前のことしか見えておらず、短絡的な行動と言える。なぜなら残業は速効性があり、残業した分お金を稼げるので「お金がない=残業すればいい」という考えしか持てなくなるからです。
お金がないという問題に対して残業をすることが本質的な解決策ではありません。
ではなぜ短絡的思考が良くないかと言うと
•視野が狭くなる
•誤った選択をする
•将来への発展性が低い
•問題の原因を正しく捉えられない
•長期的に物事を考えられなくなる
本人は最善の選択をしていると思い込んでいるが間違った行動をとり続け長期的に損をしてしまう。
お金が足りないという問題に対しての本質的な解決策は、「なぜお金が足りないか」ここの原因を突き詰め、その原因に対して対策していくことが求められる。
「原因が分からない状態で残業代で稼ぐ」は対症療法的な対策であり問題はいつまで経っても解決しません。
②パーキンソンの法則

パーキンソンの法則により残業代でお金を稼いでも稼いだ分をそのまま使ってしまい何も残りません。
ではなぜパーキンソンの法則に陥ってしまうのか?
それは残業代を稼ぐ目的が 明確になっていないからです。何も考えずに「なんとなく生活費が足りないから」「少しでも多く稼ぎたい」などの理由で残業代を稼いでしまうと、長時間労働のストレス解消のためにお金を使ったり、自分へのご褒美などで消えてしまいます。
むしろ残業する前より出費が増えるという不可解な事態が発生する。目的が明確でないと、今月は残業代が多いから少しくらいいいだろうという軽い気持ちでお金を使ってしまうのだ。
その結果、残業しても何も残らない所か時間、お金、健康を失いどんどん貧しくなっていく。明確な目的がない限り残業はしてはいけない。
パーキンソンの法則とは?
第1法則:仕事の量は与えられた時間を全て満たすまで膨張する
第2法則:支出の額は収入の額に達するまで膨張する
つまり、人間は今ある資源を全て使い果たす性質を持っている

③創造的活動ができない

創造的活動とは?
•内省
•睡眠
•読書
•運動
•勉強
•掃除
これらは人が生きていくために必要不可欠な上とても重要なことです。残業をすればもちろん労働時間が増えるので時間とエネルギーに余裕がなくなり創造的活動の比率が減ります。
その結果、目の前の出来事を捌くことで精一杯になり自分の人生を見失ってしまいます。大げさだと感じる人もいるかと思いますが、全然大げさではありません。なぜなら、フルタイム労働だけでも1日のうち1/3を費やし、ここから残業をすると残りの時間は僅かしか残らない。その残った時間と疲れた体では余程行動力がある人以外は創造的活動をやる体力が残っていません。
この創造的活動はやらないからと言って今すぐどうなる訳ではないので、忙しさを理由に後回しにすることは容易です。後回しにした結果、気付いたら
- 常に忙しい
- お金が無い
- 病気になる
- 仕事だけの人生
- 家族に見放される
- 余暇を楽しめない
- 定年を迎えている
残業して労働時間を増やせば増やすほど貧しくなるのはほぼ確実と言えます。
④時間、お金、健康を失う

残業すると…
•労働時間増加
•睡眠時間低下
•余暇時間低下
•ストレス発散費用増加
〇労働時間増加 余暇時間低下 睡眠時間低下
1日は24時間なので残業するとその分労働時間増加に反比例し余暇時間と睡眠時間が低下する。そして自分の人生と健康を失う。健康を失えば医療費が掛かりお金も失う。
○ストレス発散費用増加
残業をすれば当然ストレスを受ける。例えばストレス発散の為に会社帰りにコンビニでアイスを買いお金を使う。残業前にコーヒーを買う。このお金は残業をしなければ使わなくて済んだお金です。
残業には時間、お金、健康等、人生のあらゆることに莫大なコストがかかります。残業でお金を稼いでいるつもりが残業するためにコストを掛け続け貧乏になる。むしろ残業しない方がお金にゆとりを持てるのだ。

⑤ラットレースから抜け出せなくなる

ラットレースとは?
ネズミが回し車で回り続けても前に進まない様子に例えられ、働いても働いても一向に資産が貯まらない状態のことを指します。
残業すると時間、お金、体力に余裕がなくなる。そして現状に疑問を抱いたり抜け出すことに考えが及ばなくなるので行動を起こせなくなります。
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